平口洋の思い/ビジョン 文字サイズ
平口洋

「国難の年を振り返って」

 3月11日の大震災から9ヶ月が経過しました。被災地に寒い冬が到来しています。マスコミ報道も震災直後の生々しいものから復興への息吹を感じさせるものに変わってきています。国会では震災復興庁設置法が通過しました。しかし、被災地の状態は直後とほとんど変わっていません。寒い冬が越せるのかどうか心配になります。ここで、改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、遺族や被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。今こそ全国民一致団結して、東北の復旧、復興に力を入れたいと思います。
 TPP(環太平洋経済連携協定)が前に進みはじめました。自由貿易の推進は進めなければなりませんが、明らかに大きな影響を受けそうな、農業、医療・医薬品などの分野での議論が十分になされていないのが残念です。これらの分野について、これから詰めた議論をし、その結果を政策として、提言していかなければなりません。
 消費税の引き上げが検討されていますが、財源が足りないから引き上げるというのでは、納得できません。今まで以上に国も地方も行政改革を進め、行政の簡素化を進めなければなりません。これが先です。
 未曾有の国難の年を振り返って、新しい年に向けて活力を見出したいと思います。

(11年12月12日)

平口洋