平口洋の思い/ビジョン 文字サイズ
平口洋

「自民党執行部は若返りを」

 自民党からの離党や新党結成の動きが表面化してきました。谷垣貞一総裁をはじめ自民党執行部への批判も強まっています。
 私自身は自民党に踏みとどまって闘う所存ですが、執行部に対するいら立ちは、やはり強く感じているのです。
 自民党長年の「おごり」で愛想を尽かされた時代の面々がそのまま居座り、果たして有権者から「反省した」と受け止めてもらえるでしょうか。
 そのせいかどうか、党内はいまだに人間関係中心、いわば派閥次元で動いています。政策論争が活性化したとも感じられません。
 ただ、批判する側もいかがなものかと思うのです。先の総裁選で手を挙げもしないで、今になっていろいろ言ったり、党を飛び出したりするのは筋が通っているとは思えません。
 党の旗振り役として、思い切って若い政治家たちを活用すべきだと思います。現執行部は相談役として水面下で智恵を出せばいいでしょう。
 たとえば、石破茂さん(53)=鳥取県1区▽加藤勝信さん(54)=岡山県5区▽後藤田正純さん(40)=徳島県3区▽柴山昌彦さん(44)=埼玉県8区(北関東ブロック)▽田村憲久さん(45)=三重県4区(東海ブロック)、それに参議院では山本一太さん(52)=群馬県——など(五十音順で挙げてみました)。
四〇代、五〇代ですが、いずれも若くて大変な実力の持ち主です。
 過去のしがらみを乗り越え、総力を挙げて闘う政党へと体質を変える。その努力を急がなければなりません。

(10年4月15日)

平口洋