平口洋の思い/ビジョン 文字サイズ
平口洋

「一人ひとりが頑張れる国に」

 不況が続いています。
 つくづく感じるのは、日本の一人勝ちの時代が終わったことです。韓国やインドの台頭、そして巨大な人口を抱えた中国の急成長……。
 山の多い日本の国土で、安穏としているわけにはいきません。雇用を「守る」だけでなく「創る」ことこそが求められています。
 例えば「成長投資」への予算配分は欠かせませんが、従来のように「環境」「医療」といった漫然とした分野を目指すのでなく、もっと具体的に「燃料電池」「iPS細胞の利用推進」といった個別分野を定める必要があります。
 広島市西区・佐伯区、それに廿日市市、大竹市にも、そんな企業の芽がうかがえます。
 そうして生み出された新しい雇用により、一人ひとりが頑張れる国を目指さなければなりません。
 教育もこんな視点から展開する方向に変われば、小、中学生や高校生も安心して勉強やスポーツに頑張る環境が整えられることでしょう。
そして日本経済が上向きになり、税収も増えれば、年金や医療問題の解決にもつながります。

(10年3月11日)

平口洋