平口洋の国政報告 文字サイズ
平口洋

被爆者支援

 自民党の原爆被爆者救済を進める議員連盟の事務局長をおおせつかっています。会長は河村建夫選対委員長(山口3区)、代表世話人は寺田稔内閣府副大臣(広島5区)などの顔触れで、被爆者団体からのヒヤリングなどに取り組んでいます。
 当面の目標として、議員立法により被爆者救済のための基金を設けることを目指しています。
 発端は4年前でした。原爆症認定訴訟を終結させるにあたり、当時の麻生首相は、被爆者問題解決に活用する基金を設けることで、原告の人たちと合意しました。基金は造成され、実行されましたが、原告の人たちの救済にしか役立っていません。この他にも訴訟を起こしていない多くの方々がいらっしゃいます。この方々を救済するためにもっと柔軟に対応できる基金が必要です。
 今こそ、それが求められる時代になったということでしょう。
 今年で原爆が投下されてから68年。被爆者は高齢化しています。議員立法で、大急ぎで取り組みたいと思います。


平成25年7月

平口洋