「衆議院議員総選挙をふりかえって」

　去る12月16日に行われた、第46回衆議院議員総選挙において、皆様のご支援により、2度目の当選をさせていただきました。苦節3年余を経ての当選で、感慨深いものがあります。
　3年余り前、自民党がなぜ総選挙で大きな敗北を喫したのか、その反省が必要です。「おごり」、「高ぶり」、「ゆるみ」、「たるみ」などがありました。謙虚に反省し、その反省の上に立って、今後の活動を進めてまいります。
　現在、我国には対応すべきいくつかの課題があります。まず、平成23年3月11日に発生した東日本大震災、大津波、原発事故からの復旧、復興です。復興に着手しましたが、がれきの処理など、はかどっていません。次に、長引く不況の克服です。デフレ不況が始まって、かれこれ20年になります。多くの企業が倒産し、経営難に陥っています。金融政策、財政政策、税制など総動員して不況を克服しなければなりません。
　これらのほかにも、尖閣、竹島、北方四島などの領土問題があります。
　直面する日本の諸課題に正面から取り組んでまいります。これからもご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成24年12月